DETAIL
カタログコード: 502-284 502-285 502-286
●人工呼吸の際、一方弁が嘔吐物などの侵入を防ぎ、感染を予防します。
タブレットマスクは人工呼吸時に感染を防ぐ一方弁マスクです。
直接患者の口に触れないので衛生的です。
人が急に倒れたりした場面に遭遇した場合は落ち着いて、周りの人に声をかけ
119番通報をし、AEDが近くにある場合は直ちにAEDの要請をし、CPRを開始することが重要です。
■CPR(心肺蘇生法)とは
CPRは CardioPulmonary Resuscitation の略で、呼吸が止まり、心臓も動いていない人の救命のチャンスを維持するために行うものです。
CPRの目的は脳への酸素供給です。脳自体は酸素を蓄える能力がないので、呼吸が止まると
数分で低酸素による不可逆的ダメージが始まるといわれています。
脳へのダメージは時間との闘いなので、心肺停止状態になってから直ちに心肺蘇生を開始する必要が
あります。心肺蘇生を2分以内に開始すると救命率は90%程度といわれていますが、
4分経過すると50%、5分で25%と急速に救命率は低下していきます。そのため
現場に居合わせた人によるCPRが患者の生死を分けることなります。
■ガイドライン2010
CPRのガイドライン2010になって以前と変更された点は、改正前は
「30回の胸骨圧迫の後、2回の人工呼吸を繰り返す」だったのに対し
改正後は胸骨圧迫最優先で人工呼吸は省略しても良いとされました。(ハンズオンリーCPRともいわれています)
これは、
緊急時に人工呼吸への抵抗感からCPRを躊躇するケースが多いこと
胸骨圧迫のみならCPR実施率が上がること
そして、人が倒れて10分以内、つまり救急車が来るまでの時間であれば、胸骨圧迫のみのCPRでも救命率は変わらないこと
などの理由から、訓練を受けていない場合は人工呼吸は省略し、胸骨圧迫のみのCPRでよいとされました。
●サイズ: 20 × 20cm
●材質: PE