●遮音効果21dB
●厚手のクッションで耳にやさしい
●コンパクトに折りたため、ポケットに入れて持ち運ぶこともできます
【サイズ】折りたたみ時:縦13×横17cm
【質量】214g
【材質】
ヘッドバンド:ポリカーボネート、カップ:ABS、HIPS、ポリアセタール、クッション:PVC皮革
高齢者疑似体験用のイヤーマフです。イヤーマフを装着することで、聴覚が低下し、
難聴の体験ができます。装着すると聴覚が制限され、周りの音が聞こえにくくなります。
周りからの音が聞こえないということは、自分の発する声も聞こえにくくなるという
ことなので、しゃべることがおっくうになります。また周りの音も聞こえないので
孤独感にさいなまれます。視覚障害ゴーグルと併用することにより
より五感が制限された状態が体験できます。
高齢者疑似体験教材はこちら
■高齢者疑似体験教材とは
「高齢者疑似体験教材」を使うことで高齢者の気持ちを理解する手助けになり
高齢者への「思いやり」や「気遣い」、「助け合い」の心を養うことができます。
荷物運び、入浴、段差の上り下りなど、若者や健常者であれば問題なくできることを
この教材を装着してやってみることで、いかに高齢者の日々の生活が大変なものかを体験できます。
■開発経緯
開発当時、販売されていた高齢者疑似体験教材はいずれも高価なものが多く簡単に変えるものでは
ありませんでした。そうした状況の中、なるべく多くの人たちに高齢者の大変さを体験してもらい
高齢者に思いやりのある心を持ってもらおうと、なるべく安価な商品にすべく開発が進みました。
セット内容のなかの視覚障害ゴーグルは眼科医の元、ひざひじサポーターなどは理学療法の大学の協力の元、
作られています。
■よくある質問
Q:高齢者といっても何歳の状態を想定しているのですか?
A:この教材は白内障、緑内障といった視覚障害や、腰の曲がりといった身体の不自由さなど、高齢者に起こりやすい症状を疑似的に体験できるものですが、こうした症状は何歳になったから出るというものではありません。50歳で視覚に障害が出る方もいれば80歳になっても元気にスポーツなどできる方もいらっしゃいます。
そのため、この製品は、何歳の経験をし科学・医学的に解析するものではありません。
体の不自由さを体験してもらい、高齢者の方をいたわる優しいこころを育むための教材です。
【こんなところで使われています】
■各自治体の社会福祉協議会
近隣住民をを集めての高齢者の疑似体験会や学校への貸し出しなどに使われています。
■介護施設のスタッフの研修
介護する側が、若者で健常者であると高齢者の気持ちがわからず「なんでこんなこともできないの」という気持ちに
なりがちです。自分が高齢者の状態を疑似体験することで、自然と介護する相手の事を思いやる気持ちめばえます。
■一般企業の研修
バス会社、旅行会社などでは高齢者向けのツアーなども企画されています。そうしたツアーの
事前研修として、バスの乗り降りや現地での階段の上り下りなどスタッフが体験することで
より高齢者に即したツアーを組むことができます。
■モデルルーム
スタッフの方や実際にモデルルームを見に来たお客様がバリアフリーなど高齢者の視点で部屋の段差や階段などを事前に体験することができます。